【事案】
40代の男性が、センターラインのある片側一車線の道路を車で走行中、反対車線を走行してきた車のミラー同士が接触した。
どちらの車がセンターラインをオーバーしていたかが争点になった。
一審判決では、ミラーが落下した場所を重視して、40代の男性が運転していた自動車がセンターラインをオーバーしていたと判断した。
40代の男性は、一審判決内容を不服として、控訴した。
【控訴審の判決】
控訴審は、40代の男性と反対車線を走行していた車の運転者の、一審段階での尋問の供述内容や、事故直後に札令された、両者量の停車位置からして、センターラインをオーバーしたのは、反対車線を走行していた車だとして、逆転判決を下した。
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