事案の概要
歩道上を歩行中の60代の女性が、通学中の高校生が運転する自転車に衝突され転倒、頭部を強打し、死亡してしまった事案です。
解決
訴訟を提起したうえで、約6000万円で和解し、和解金を現実に回収しましたた。
なお、この事案は、自動車事故ではなく、自転車による事故でした。
自動車事故であれば、対人保険などの任意保険に加入している場合が多いので賠償金を回収することにそれほど難しくはないことが多いです。しかし、自転車事故の場合は、自動車事故ほど賠償保険が充実していないので、当初は、賠償金が回収できるかの見通しが困難でした。
しかし、相手方と粘り強く交渉する中で、自転車通学する場合は自転車の加害保険に加入することが高校側から義務付けられていたこと、および、その高校生が、別の自転車保険に加入していることが判明し、これらの自転車保険から和解金全額を現実に回収することができました。
ちなみに、この被害女性の相続人は、当事務所に相談に来る前に、他の事務所でも相談したそうですが、「自転車事故だと賠償金を回収できない。」などと言われて委任を断られたとのことでした。
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すぎしま法律事務所 弁護士 杉島健二(岐阜県弁護士会所属)